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界隈の歴史は、天正18年(1590)に秀吉の名により三条大橋が架けられ、慶長7年(1602)家康より東海道53次が整備され、慶長16年(1611)
角倉了以により高瀬川が造られ、三条大橋、小橋が公儀橋に指定された頃から旅人相手の旅篭や飲食店が軒を並べ出し、賑わいを見せていました。
小刀屋忠兵衛は今より350年余前、江戸時代は明暦2年(1656)に旅篭屋として創業し、正徳4年(1714)発行の「都名所車」「都すずめ案内者」などのガイドブックに紹介されています。明治期には呉服屋と変遷し、戦後を経て現在の京人形店へと至りました。
そして昭和40年、現在の三条小橋商店街が発足し、地元民や観光客でにぎわう繁華街の中、石碑「池田屋騒動址」などの幕末の史跡があり、新旧文化が入り混じる、業種も豊富な京都のひとつの町の顔をのぞかせています。 |
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